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せんせーとわたしの卑怯封殺

(あらゆる比喩比較を無視して卑怯千万な遊戯王講座)「はたき落とし」
「せんせーっ。今日は例の日ですよー」
 例の日? たとえの日か。一日中、比喩に勤しむ日なんだね。
「またまたー。今回は前振りの余裕なんてありませんよー。早く突然いきなり言いましょうー」
 分かった。分かったよ、きみが遊戯王の駆け引きとやらをぼくに教えてくれるんだろう?
「そうなのですよー。ということで、今回は友達を連れてきましたー」
 友達? 友達って、きみの? あの、ろくに設定のなかった友達かい?
「それを言うと、わたしたちにも設定なんて大してありませんよー」
 そうなのかい?
「人間としての設定は、わたしよりせんせーが年上ってことしか確定してませんよー」
 それはおそろしく手抜きだね。
「そもそも、人間であるかも疑って構わないレベルですよー」
 それは危ないね。せめて名前とか年齢とか作ってくれないのかな。
「不要ですからねー。設定メモにも『せんせー』『わたし』としか記されていませんしー」
 あれ。今回は前振りの余裕が無いんじゃなかったのかい。
「前振りではなく余談ですよー。ということで、こちら友達になりますよー」
[こんにちは]
 変わった鍵括弧をお持ちの人だね。
「いちおー、《》がカード名に、【】がデッキ名に、『』が二重鍵括弧に割り当てられてますからねー」
 残りはあまり無い、ということか。
「そーいうわけで、ではデュエルですよ、せんせー」
 でも、ぼくが現実に持っているデッキの内容は、きみも知っているだろう?
「三つのどれもが外道で邪道で畜生道なのは、とっくにご存じなのですよー」
 その上でデュエルとは、よっぽどの自信があるんだね。
「それでは、1ターンキルでも狙うといいのですよー」
 ……きみ、勝つ気はあるんだよね?
「えー、もちろんですよー」
(それじゃあ、ぼくは【超特化凡骨エクゾディア】で1ターンキルを目指そうか)
「せんせー、デッキの用意はいーですかー?」
 その前に、きみが友達を連れてきた意図を聞きたいな。まさかイカサマ目的ではないだろうし。
「ジャッジですよー。友達はせんせーと張るくらいに、ルールを知ってますからねー」
 なるほど。じゃあ、先攻決めのジャンケンとかは全部省略しようか。
「かくかくしかじかで、せんせーのターンからですねー」
 ぼくは《凡骨の意地》を場に出して、モンスターを守備表示。ターンエンドだよ。
「わたしのターン。カードを一枚伏せて、ターンエンドです。せんせー、そのデッキでしたかー」
 うまく行けば、このぼくのターンで勝ちだね。ドロー。通常モンスターカード。追加ドロー。まただ。追加ドロー。まただ。
「どーぞー」
 ドロー。……んん。
「せんせー。そのドロー時にわたしは罠発動ですよー」
 ん? 罠?
「《強烈なはたき落とし》ですよー。この効果、ご存じですよねー」
 ……あー。えー。いや、知ってるけど、えー。……えー?

「せんせー。せんせーがついさっきドローしたカードを、墓地に捨てますよー」
 いや、でもさ。
「せんせー。ドローしたカードって、どーれーでーしーたー?」
 ……手札、シャッフルしちゃったよ。
「せんせー。いけませんねー」
 何をドローしたかは覚えているんだけど。
「でも、せんせー、さっきの『……んん』で手札を混ぜちゃいましたねー。嘘かもしれませんねー」
 いや、でもさ。
「言い訳無用ですよー。そのためのジャッジなのですよー」
 ……まさか。
[せんせー、このデュエル、負けだよ。相手が《強烈なはたき落とし》するかもしれないのに、手札シャッフルなんてするんだから]
「ということですよー」
 ……えええ?
[手札シャッフルはさ、相手が《はたき落とし》も《強烈なはたき落とし》もできないタイミングじゃないとね。こうやって絡まれるから]
 なにこれ?
「遊戯王ですよー。ジャッジを搭載した公認デュエルで行える、裏ワザですよー」
[普通は、嫌われるからやらないんだけどね。でも、成功すれば相手のルール違反で勝てるんだよね。反則的な反則させ技なんだよね]
 ごめん、まったく意味が分からないんだ。
「ですからー、相手が《はたき落とし》とかするかもしれないのに、引いたカードを手札で混ぜちゃうと、負けるのですよー」
[手札を混ぜること自体は認められてるんだよね。だけどさ、引いてすぐのタイミングでは、やっちゃだめなんだよね]
 あの。やっぱり分からないんだけど。むしろ分かりたくないんだけど。
「つまり、こーですよー。相手がカードをドローして、こっちが《はたき落とし》をするまでに、相手が手札シャッフルしてくれたら勝ち、ですよー」
[引いたカードが分からないんじゃ、どうしようもないからね。分からなくしたほうが悪いってことになってるんだよね]
 ……それって卑怯だよ。
「卑怯でも、勝利は勝利ですよー」
[ルールとマナーを守って楽しくデュエル、なんて嘘っぱちだよね。ルールさえ守れば、マナーはどうでもいいってことになってるからね]
「せんせー、感想はどーですかー?」
 ……罠一枚で1ターンキルが阻止されてしまったのか。これは……ゲームじゃないよ。
「たしかに、携帯ゲームでは不可能なことですねー。むしろ罠一枚で1ターンキルされてますねー」
 こんなの、責任の押し付けじゃないか。
[押し付けでも何でも、責任は手札シャッフルした側に求められるんだよね。嫌なことだよね]
「せんせー。これが遊戯王における駆け引きの究極版ですよー」
 断言するけど、これは駆け引きじゃないよ。ただのいちゃもんだ。
「まーまー。せんせー。気を取り直して、もう一度デュエルしませんかー?」
 望むところだ。あんな手には、もうかからない。
「では、負けたせんせーが先攻を取っていいですよー」
 今度こそ、今度こそ……。
[でも、せんせーは勝てないんだよね]
《凡骨の意地》発動。ターンエンドだよ。
「わたしのターン。魔法発動、追加ドロー、魔法発動、追加ドロー。魔法発動……」
 どれだけ追加ドローするんだい。
「せんせーに言われたくはありませんよー。カードを伏せてターンエンドですよー」
 ぼくのターン。ドロー、通常モンスターカード。追加ドロー、通常モンスターカード。
「その《凡骨の意地》にチェーン、《マインドクラッシュ》です」
 うっ!

「さー、せんせー。そのエクゾディアパーツ、捨てましょー」
 ……。
[聞いたことあるけど、それ、特化しすぎた【凡骨エクゾディア】だよね。一度捨てたら拾えないんだよね]
「さー、せんせー。捨てましょー」
 ……サレンダーするよ。降参だよ。
「わーい。せんせーに勝ちましたよー」
 何だろう、この複雑な気持ち。
[メタを張られているからね。《凡骨の意地》は引いたカードの公開が発動条件だからね。狙い撃ちできるんだよね]
「《強烈なはたき落とし》と《マインドクラッシュ》を引くためのデッキ、作った甲斐がありますよー」
 卑怯だっ!
「それはせんせーですよ?」
 それでも、これは卑怯だっ!
[ルールもマナーも、本当は守るべきなんだよね。負けたからって卑怯呼ばわりはひどいよね]
 卑怯だっ!
「せんせー……」
[ところで、強烈じゃない《はたき落とし》は普通のドロー以外には使えないんだよね。不便だよね]

 不便でも十分だよ。だって、それで勝てるだろう?
[そんなことしないよ。卑怯だもん]
「わたしも、もうしませんよー。だって、卑怯ですからー」
 ……きみたちは、ぼくを悪く言いたいために、こんなことをしたのかな。
「いーえ、もしせんせーが現実のカードを使うことになっても、こーいうことはしないでくださいというメッセージでしてねー」
[卑怯が嫌いな卑怯者なんて、笑えないからね]
 ぼくも笑えないよ。これを敗北だとは決して思いたくないな。
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