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  • 2012.03.30 Friday
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せんせーとわたしのトラップイーター(その三)

(あのカードを出すために。逆境に負けない不屈のトラップ戦術)『トラップモンスター』
「ふむー。まるでデュエルモンスターズ時代のよーですねー」
何の話なのかな。『せんせーっ』から始まるいつものパターンはどうしたんだい?
「せんせーっ! 今回はトラップモンスターの話なのですねー?」
いや、トラップモンスターのことはそれほど話さないよ。
「そーなのですかー?」
今回紹介するカードは3枚。そのうちトラップモンスターは1枚だけで、あとの2枚はどちらも普通の永続トラップだ。
「ははー。すると、紹介されるトラップモンスターはあのカードでしょーねー」
予想が当たっているかどうかはわからないけど、紹介するカードはこれだよ。《メタル・リフレクト・スライム》。

「せんせー! これは顔面刺青の人とまるで関係ないのですよーっ!」
顔面刺青に関係ある話をすると言った覚えはないよ。さらに言うなら、まったく関係ないわけでもないね。
「どーしてこのカードを出すのでしょーかー?」
それにはそれなりの理由があるからだよ。《メタル・リフレクト・スライム》はトラップモンスター。永続トラップとして発動し、モンスターとして場に出られる珍しいタイプのカードだ。
「トラップモンスターは、そこそこ種類がいるのですよー。それほど珍しくもないですねー」
たしかにトラップモンスターの種類は必要以上に多いけど、実際に戦力としてデッキに入れられることは滅多にないね。普通のデッキは普通のモンスターを使う。
「どーしてですかねー?」
それは、まず簡単な理由として、トラップカードは場に伏せた次のターンからしか使えないからだね。引いたトラップモンスターを戦力として使いたくても、それには次のターンまで待つ必要があるわけだ。
「なるほどー。ふつーのモンスターよりも遅いですねー」
次に、トラップモンスターの戦闘能力は大して大きくないということ。これが二点目かな。
「しかし、中には強いモンスターもいるのですよー」
そうだね。すべてが弱いというわけじゃない。それでもトラップモンスターは強弱に関係なくまず使われない。なぜなら、トラップモンスターはモンスターカードとして扱われる一方で、トラップカードでもあり続けるからだ。
「そーですねー。モンスターでトラップな、変わったカードなのですよー」
しかし、変わったことをする場合にはリスクが伴う。端的に言えば、普通のモンスターで攻める時にはモンスター除去にだけ気をつければいいけど、トラップモンスターは魔法・罠除去の対象にもなるから簡単に除去されやすいんだ。
「魔法への除去では除去されないのですよー」
まあ、それはそうだけどね。
「《魔法除去》では除去されないのですよー」
そのカードを使っている相手には、除去されたとしても大した問題はないだろうね。
「《魔法解除》ならよかったのですけどー」
何の話になっているのかな。ともかく、トラップモンスターはモンスターとしてもトラップとしても破壊される可能性がある。だからこそ戦力として見込むには心元なく、採用率は低いというわけさ。
「ははー。それでは、【神炎皇ウリア】でも使う必要はないのですかー?」
それが、なくもないのさ。なぜなら【神炎皇ウリア】には《宮廷のしきたり》があるからね。このカードがあれば、トラップモンスターはトラップとして破壊されることがなくなり、そして同時にモンスターとしても破壊されなくなる。
「完全に破壊されなくなるのですかー?」
そういうことだよ。特に守備力の高い《メタル・リフレクト・スライム》は、元々戦闘で破壊されにくい。《宮廷のしきたり》がなくても時間稼ぎに貢献し、《宮廷のしきたり》が出たとなれば、まず簡単には除去されない。

「しかしですねー。破壊はされなくても、除外される可能性があるのですよー」
しかし、通常の戦術なら、《メタル・リフレクト・スライム》を除外できる時には《宮廷のしきたり》から除外するだろうね。
「そーですかねー? 《メタル・リフレクト・スライム》がなくなれば、モンスターで一斉攻撃できるのですよー?」
その一斉攻撃で必ず決着がついて、かつ【神炎皇ウリア】側に伏せカードが残っていないなら、それでいいけどね。しかし、もし1枚でも伏せカードが残っていれば、それが別のトラップモンスターだった場合にはどうなるかな。
「……一斉攻撃しよーとしたモンスターが、とても気まずくなるのですよー」
そしてバトルを渋々終わらせるだろうね。《宮廷のしきたり》がある以上、多種多様なトラップモンスターはすべてが破壊されない盾となる。《宮廷のしきたり》はデッキに3枚しか入れられなくても、トラップモンスターはそれ以上に入れることが可能だ。よって、実際には《メタル・リフレクト・スライム》一種を3枚くらいしか入れてなかったとしても、相手は採用枚数の少なそうな《宮廷のしきたり》から除去せざるを得ない。
「むむー。厄介ですねー」
もっとも、そうして《宮廷のしきたり》を除去したところで、実は第二の《宮廷のしきたり》が伏せられているかもしれないけどね。
「とても面倒なのですねー!」
攻める側にしてみれば、《宮廷のしきたり》とトラップモンスターの組み合わせはとても嫌なものだよ。《宮廷のしきたり》から破壊しないといつまでも攻められない。しかしそちらを破壊するだけではトラップモンスターを倒せない。そのトラップモンスターが守備力3000の《メタル・リフレクト・スライム》だとすれば、《宮廷のしきたり》を除去すること、リフレクト・スライムを除去する、あるいは殴り倒せる高攻撃力モンスターを用意すること。これらの条件をどうにか達成しないといけない。
「その上に、第二のしきたりやリフレクト・スライムがあれば、もっと面倒になるのですかー」
《メタル・リフレクト・スライム》を今度こそ破壊できると思ったところで《宮廷のしきたり》が発動、あるいはそれらを除去したところで《メタル・リフレクト・スライム》。どちらにしても嫌なことだよ。放っておけば《神炎皇ウリア》が出てくることは見えているから、攻め手を休めるわけにもいかない。しかし攻めかたを誤ると、攻撃態勢を取ったモンスターが無防備に場に残って、出現した《神炎皇ウリア》にやられる展開になりかねない。
「すると、一番いーのは《神炎皇ウリア》を倒すことですねー」
出てきた《神炎皇ウリア》に除去をぶつけて、墓地に送った3枚のカードを無駄にさせようということかな?
「そーいうことなのですよー。【神炎皇ウリア】側から《神炎皇ウリア》以外で攻めることはありませんからねー。守備には守備で対応して、《神炎皇ウリア》を待って除去すればいーのですよー」
ところが、そうもいかないかな。【神炎皇ウリア】には、趣味や気分次第ではあるけど、《ザ・カリキュレーター》が投入されている可能性もある。
「しかし、《ザ・カリキュレーター》はウリアなしには使えないカードですからねー。ウリアさえ倒せば問題ないのですよー」
それはどうかな?
「……どーなのですかー?」
間違いだよ。《ザ・カリキュレーター》は自分の場に高レベルモンスターがいれば、それがウリアでなくとも性能を発揮する。たとえばレベル10のモンスターが無条件に現れてくれたら、カリキュレーターの攻撃力は3600で、《神炎皇ウリア》を温存したまま戦闘ができるというわけさ。

「せんせー。高レベルモンスターは、出すのが大変なのですよー」
《メタル・リフレクト・スライム》。
「何とー! 最上級のモンスターをコスト無しで特殊召喚なのですかー!」
そう。攻撃力0のモンスターだからインチキ呼ばわりされる筋合いはないけど、《メタル・リフレクト・スライム》は壁としても攻撃への繋ぎとしても十二分に機能するカードだ。このカードがあれば《ザ・カリキュレーター》を【神炎皇ウリア】デッキに入れても不思議はない。
「攻撃力3600の下級モンスターになりますからねー」
まあ、そうは言っても確実性はないから、《ザ・カリキュレーター》は投入せずに、デッキをウリアと永続トラップだけに特化するのもありだよ。
「そーですかねー? カリキュレーターは、とても使えそーなのですけどー」
それは状況にもよるからね。使ってもいいカードではあっても、使うべきカードとは言えない。あくまで微妙な立ち位置のカードだよ。
「そーとは思えないのですけどー」
さて。2枚目のカードは《不協和音》だ。これは流行の先端を行くシンクロ召喚を妨害してしまうもので、その強い拘束力から使用期限が定められている。
「3ターンしか使えないのですねー」

これを発動する時は、相手ターンにシンクロ素材を並べられた時になるだろうね。期限が切れるタイミングは自分ターンのエンドフェイズだから、妨害できるのは相手ターンで3ターンの間となる。
「自分ターンにも妨害できるのですよー?」
たしかに、正確に言えば合計6ターンではあるけど、あえて自分ターンにシンクロされるかどうかを考える必要はないんじゃないかな?
「アクセルシンクロや《緊急同調》があるかもしれないのですよー」
《緊急同調》を使うデッキはとても珍しいよ。シンクロに特化したデッキであればあるほど、トラップカードゆえに使用タイミングが遅れる《緊急同調》は使わないからね。
「そーですかねー? バトルフェイズ中の追撃に使えるのですよー」
攻めている状況で一層攻めるためのカードは、ピンチには役立たないものだよ。それと同じと言うと変だけど、《不協和音》でシンクロ召喚を妨害した場合、一番被害を受けるのはシンクロ召喚に完全特化したデッキだろうね。
「シンクロしか考えないデッキがシンクロできなくなりますとー、なにもできなくなるのですよー」
さらに、シンクロに特化するということは、得てして弱小モンスターばかりをデッキに入れることになる。場に特殊召喚しやすいのは弱小モンスターばかりだからね。おそらく相手が【テックジーナス】あたりなら、《不協和音》一つで加速を潰せ、どころかモー……エンジンが煙を上げ始めるはずだ。
「しかし、【テックジーナス】は下級モンスターのサーチ効果がありますからー、そこまで不利ではないのですよー」
そう言えば、そうかな。《不協和音》は手札に戻しでもしない限り再利用できないから、期限が切れたあとには一気に展開してくるかもしれないね。……まあ、《不協和音》の期限が切れるターンには、自然に墓地へ送られる前に《神炎皇ウリア》か《マジック・プランター》のコストにすることになるだろうけど……でも、3ターンも相手を黙らせられたら、それで十分じゃないかな。
「3ターンで《神炎皇ウリア》が手元にくるのですかー?」
そうかもしれないし、もしもこないとしても、その潰した時間で《王宮の弾圧》を引いている可能性だってあるよ。
「《王宮の弾圧》ですかー……」

自分も相手も効果を発動できる、極めて異例の永続トラップだ。このカードがある限り、モンスターの特殊召喚を狙うことは相手のライフを800削るだけの結果しか生まなくなってしまう。場に維持するためのコストも発動条件もない、強力極まりないカードだよ。
「せんせー。このカードを使いますと、《メタル・リフレクト・スライム》が出せなくなるのではー?」
まあ、そうだね。発動を無効にされてしまった《メタル・リフレクト・スライム》はモンスターとして存在することはできなくなり、《宮廷のしきたり》があれば破壊されないものの、無意味に魔法&罠ゾーンに留まるだけになる。だから《王宮の弾圧》は気軽には使えないけど、それでも相手がモンスターを特殊召喚してきた時にはなるべく発動しよう。
「伏せた次のターンには発動しそーですねー」
そうなることが多いだろうね。だけど、これは永続トラップだから、少なくとも《神炎皇ウリア》の特殊召喚の邪魔はしない。ウリアを出す際のコストとして《王宮の弾圧》を墓地へ追いやれば、《王宮の弾圧》のない状態でウリアが出現できるからね。
「相手の特殊召喚を封じて、自分だけはキーカードを特殊召喚するのですかー……」

と、まあ、ここまでで大体《神炎皇ウリア》の話は終わりかな。永続トラップは場を支配できるほどに強力なものが多い。デュエル序盤ではそれらを駆使して相手を足止めしつつ、《神炎皇ウリア》を出して高攻撃力で殴る。これが【神炎皇ウリア】の戦法だよ。
「……せんせー。質問があるのですけどー」
なにかな。
「このデッキは《王宮のお触れ》を受けた場合にとても弱くなりますけどー、その問題はどーするのですかー?」
そういえば、その点のフォローがまだだったね。しかし、新たなカードを出して説明する必要はないかな。
「ないのですかー?」
【神炎皇ウリア】には《ダブル・サイクロン》を入れればいいと思うよ。このカードは自分の永続トラップも破壊できるから、たとえば《神炎皇ウリア》がより攻撃力の高いモンスターに殴られたとしても、その差が1000ポイント以内なら返り討ちにすることができる。
「ほほー。なるほどー」
あとは、自分の邪魔な永続トラップを処分しつつ《王宮のお触れ》を破壊することもできるね。

「……せんせー?」
おや。まだ質問があるのかな。
「いーえ、今の例なのですけどー、もしも《ダブル・サイクロン》で自分のカードを破壊したくない場合は、どーすればいーのですかー?」
そんな場合がありえるなら、そもそも《ダブル・サイクロン》を入れる必要はないね。
「自分のカード2枚を使って相手のカード1枚を破壊ですからー、効率は悪いと思うのですけどー」
それなら……そうだね。相手がこちらの《王宮の弾圧》を使った時に《ダブル・サイクロン》を使えば、これはさながら800ポイントダメージを与えるカードのように機能して/
「そして強力な《王宮の弾圧》を失うのですよー!」
……まあ、そうだね。
「せんせー。《王宮のお触れ》にはどーやって対抗すればいーのですかー?」
知らないよ。
「教えてくださいよー!」
ええと……サイドデッキで対策すればいいんじゃないかな。《サイクロン》には亜種が多いから、できるだけその手のカードを入れておいて/
「一戦目は負けるのですかー!」
二戦目と三戦目を勝てば、それで問題ないじゃないか。
「二戦目で相手が《人造人間−サイコ・ショッカー》を入れてきたら、どーやって対処するのですかー?」
……ええと。三戦目でモンスター除去を投入して/
「二戦目に負ければ、マッチ戦に負けているのですよー!」
通算成績で勝てば、それでいいんじゃないかな。
「マッチ戦に勝てないと、何の意味もないのですよー!」
それはそうだけど、そこまで相性が悪いと手の施しようがないよ。
「むむー……」
それじゃあ、また次の機会に。
「……そーですねー。また次の機会にー」
……おや? 出てこない?
JUGEMテーマ:遊戯王

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