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せんせーとわたしのどきどきスイッチ

 せんせーっ。友達が卑怯者でしたー。
・落ち着いて。鍵括弧を忘れているよ。
「うっかりしてましたー」
 それで、聞き慣れてきた卑怯者呼ばわりだけど、今回は変だね。
「友達が卑怯だったのですよー。せんせーではなくー」
 それは、暗にぼくが友人たりえないと言っているのかな。
「せんせーはせんせーですからねー。友達は友達ですよー」
 きみの友達と言うと、不思議なことに一人だけを指すんだよね。
「友達が、せんせー以上に卑怯者なのですよー」
 そんな馬鹿な!? ぼく以上の卑怯者がいたら、ぼくの存在意義はどこに?
「せんせー。何度も否定してたくせに、自覚ありだったのですねー」
 それで、きみの友達はどんな卑怯をしたんだい? イカサマ? 変身? 分身? 実力行使? カード破り? 「巻き戻し」?
「せんせー。わたしの友達をそんな風に言わないでくださいよー」
 卑怯者呼ばわりしたのに、庇い立てもするんだね。
「せんせー。友達は《自爆スイッチ》を使ったのですよー」
 ……それで?
「それで、わたしは〇勝一敗二分けになったのですよー」
 つまり?
「負けちゃったのですよー」
 なんだ。
「なんだとはなんですかー。《自爆スイッチ》なんて卑怯ですよー」

 卑怯じゃないよ。《自爆スイッチ》で勝利なんて、すごいことだよ。
「せんせー。《自爆スイッチ》で勝利することはできませんけどー」
 いや、まあ、その辺りは言い方一つで、できるともできないとも言える点だよね。
「せんせー。微妙に言葉がかぶってますよー」
 じゃあ、言葉では分かり辛いから、友達とのデュエルをざっと再現してくれないか。
「いいですよー。ざっと割愛してみますよー」
 では、どうぞ。
〜友達の自爆を止めたかったわたしの図〜
「てやあああーっ! 《F・G・D》で攻撃ィィィーッ!」
[《魔法の筒》。きみに5000ダメージね。残りライフ3000、と]
「ノォォォーッ! タ、ターンエンドォォーッ!」
[こっちのターン。《火炎地獄》、《火炎地獄》、《火炎地獄》]
「負けたぁぁーっ! ふ、【フルバーン】だったのかーっ!」
[じゃ、サイドチェンジするから]
「わたしもーっ。まだデュエルは二回あるんだよーっ!」
[二戦目。先攻はどうぞ]
「あれ出してこれしてそれ伏せて、ターンエンドォッ!」
[こっちのターン。あれこれ伏せてターンエンド]
「わたしのターンッ! ドローッ!」
[はい、そのドローフェイズに《光の護封壁》発動。コスト、7000ライフ]
「……ノォォォーッ!」

[じゃ、《自爆スイッチ》発動。お互いライフゼロで]
「わあああーっ!」
[二戦目引き分けね。じゃ、三戦目で]
「いくぞぉぉぉーっ!」
[《自爆スイッチ》」
「ノォォォーッ!」
〜おわり〜
「というわけなのですよーっ!」
 ああ、まともだね。普通だね。
「どこがですかーっ。《自爆スイッチ》で逃げ切りなんて、卑怯ですよー!」
 ……最初に《F・G・D》で攻撃したのが過ちだと思うけどなあ。
「まさか、今時《魔法の筒》が飛ぶとは思わなかったのですよー」
 友達は、ギリギリまでデッキの内容を見せなかったんだね。
「気付いたときには遅かったのですよー」
 仕方ないね。
「仕方なくないですよー。何だって、あんなカードが一切規制されてないのですかー」
 何でだろうね。簡単に発動できないからだろうか。
「友達は、伏せてすぐ使ってましたよー」
 それは、《光の護封壁》があったからだね。《自爆スイッチ》のパートナーが初手にあるなんて、運がいいんだね。
「運だけで負けるのは嫌ですよー」
 運が絡まない遊戯王は嫌だなあ。
「どーしてですかー?」
 相手のデッキが強い、でも相手の初手は悪い、という状況が楽しみだからね。
「せんせー、性格悪いですよねー」
 冗談だよ。
「わたしは冗談ではないですよー」
 それで、きみは《自爆スイッチ》が卑怯だと言っていたよね。
「そーですよー」
 そんなことはないさ。
「ありますよー!」
 対策がし辛いところはあるけど、《自爆スイッチ》を使う側にだって、相応のリスクがあるんだよ。
「ライフを減らす必要なんて、リスクになりませんよー。発動条件なんですからー」
 それがリスクになるんだよ。特に、今回のきみと友達の場合は。
「なぜですかー?」
《自爆スイッチ》の発動条件は、自分のライフポイントが相手より7000以上も下回っていることだ。
「ですからー?」
 今回、友達が使ったデッキは元々【フルバーン】だったんだろう? あれは、ダメージだけで勝利を得るデッキだ。
「言いたいことは分からなく、いえ、分かりませんねー」
 つまり、本来は相手のライフを減らすだけのデッキが、二戦目以降は自分のライフだけを減らすデッキに変わったんだ。
「それで勝てるのなら、いいのではないですかー?」
 ……わざととぼけられている気がするな。だから、友達は二戦目以降、《魔法の筒》も《火炎地獄》も使えなくなったんだよ。
「……あーっ! そーですねー!」
 だから、《自爆スイッチ》を使い始めた二戦目、友達のデッキには勝利する手段は容易されていなかったと考えられる。
「つまりー、スイッチさえ封じればわたしの勝ちだったと言うのですかー?」
 おそらくね。多少の保険があったとしても、それは勝ちに直結しなかったと思うよ。
「それでも、結果的には勝ったのですから、関係ありませんよねー」
 勝ってないよ。友達は引き分けたんだ。
「同じですよー。〇勝一敗一分けの時点で、わたしに勝利はありえないのですよー」
 ……訊いてみるけど、三戦目もあっさり決着しているのは、どういうわけなんだい?
「友達が《検閲》してきましてねー。わたしのスタンバイフェイズに手札確認を十四回されましたー」

 何というか、運のいい友達なんだね。
「ですから、運だけの勝負はしたくないのですよー」
 ぼくも、自分から持ちかける分には好きなんだけどね、運の勝負。やられたくはないなあ。
「やられたくないことをやるなんて、せんせーは駄目な人です」
 分かった。きみが語尾を延ばさないタイミングが、今分かったよ。
「ええーいっ。もう《自爆スイッチ》のことなんて忘れましょー!」
 きみが自分から言ったんだけどなあ。
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